住友林業で家を建てる場合、戦わなければならない相手がいます!
その名は、「きこりん税(12%)」です。
始めは、少ないですが、打ち合わせを進めていくに従って大きくなり、「まあしょうがないか」というレベルを超えてきます。
最後のとどめは、「外構は全てきこりん税の対象になるの!?」という状態となります。
前半では、きこりん税という相手の事を知っていただき、後半は、私達が行った対策をご紹介します。
こんな方におすすめ
- きこりん税ってなに?
- きこりん税を出来るだけ減らす方法は?
- 消費税はどうかかってくる
きこりん税の正式名称は?【答え:諸経費】
「きこりん税」の正式な名称は「諸経費」です。住友林業の見積もり書の「提案工事・外構費」の部分記載があると思います。
諸経費の計算式は、「該当費用×12%」
消費税より高いですね。簡単な値段で計算すると‥ 提案工事(オプション):100万→100万×0.12=12万 外構費用:200万:200万××0.12=24万 上記の場合は、計36万が諸経費(きこりん税)となります。 (※例であり相場は無視しています)
なお、{本体価格+提案工事+(外構費)+インテリアー特別値引き}×消費税10%となり、恐ろし事にきこりん税で増えた値段に、消費税がかかってきて負担は増大します。
きこりん税が対象となるもの【提案工事(オプション)・外構費用等】
きこりん税の対象となるもの・対象外のものを一覧にしました。 きこりん税対象・対象外 ■きこりん税対象 ・提案工事(壁紙含む) ・外構費(カーポート含む) ・造作家具 ・空調(エアコン) ・敷地条件に伴う仮設工事等 ■対象外 ・本体工事 ・インテリア(照明・カーテン)
これは私達の着工合意書を確認し、記載しております。
「敷地条件に伴う仮設工事等」については、仮設トイレ、仮設水道、仮設電気、ガードフェンスなど工事には必須の項目なので、取り除く事は出来ません。
きこりん税を減らす方法4選
提案工事・造作家具を減らす
当たり前ですが、提案工事や造作家具を減らす事で減額は出来ます。
「本当に必要か」を考えて、検討する事が良いでしょう。住友林業の担当者さんは、デザインとして良い物・便利なものを薦めますので、冷静になって考えてみて下さい。
私達もよくよく考え、以下を削除しました。 削った提案工事 ・軒天の木目調(リブ木目調V軒天LS) ・LDKの折り上げ天井 ・エコカラット、ウッドタイル
提案工事を削る時の私達の考え方は、こちらを参考にして下さい➡無理なく費用を抑える考え方と約135万削減した実例
本体工事に出来る工夫へ変更にする
次は、提案工事ではなく、本体工事で出来る変更をしてもらう事です。これは聞かないと分かりません。
例えば、クローゼットをインテリアの造作家具から普通の鉄パイプを通しただけの設計に変更してもらいました。
このパターンのように部屋としての機能は、本体工事で最低限設定されている場合があるので、インテリアを付けない場合どうなるか聞いてみると良いでしょう。
外構は地元エクステリアへも検討する【見積りは必須→価格競争させる】
外構は想像より多くの費用がかかるため、地元のエクステリアの方が安い可能性があります。大体住友林業の2割程でしょうか。
外部へ依頼しない場合でも、必ず見積もりだけでも取るようにしましょう。その理由は、値引きが見込めるからです。
住友林業としても、外構も含めて工事を行えた方が得られる利益は多くなるため、外部に依頼された場合は利益が少なくなります。
施主側のデメリットとしては、家本体工事から外構着手への移行がスムーズに行かなかったり保証についてがややこしくなるため、総合的に考えるようにしましょう。
個人的には、外部へ見積もりを取り、住友林業に値引きして貰って、住林で着工合意を行う事が一番良いと思います。
外構はDIY出来る箇所を残す(完成させない)
外構費は、丸々きこりん税がかかってきますので、こちらも少ない方が良いです。外塀やアプローチなどは必ず必要でしょうし、大きなンボルツリーなどは始めから外構に含めた方が良いでしょう。
ただ小さな庭木を植えるぐらいであれば自分達でも出来るし、DIYを楽しみたいという方は、外構を完成させないのもひとつの考え方です。あとでも出来ますし。
私達は、シンボルツリーや庭木、花壇を省き、自分達で作って行こうと考えています。
そのため、レモンの木やブルーベリーの木を購入して現在育てています。
他のハウスメーカーは、きこりん税と似たようなものもあるの?
住友林業のきこりん税という上乗せは、他のハウスメーカーでもあるのかと思い調べて見ましたが、結論は見当たりませんでした。どちらにせよ12%の上乗せは高い事は間違いなさそうです。
【まとめ】住友林業の諸経費を出来るだけ抑える方法4選!
まとめ
■きこりん税の正式名称‥諸経費
諸経費の計算式:該当費用×12%
例:提案工事(オプション):100万→100万×0.12=12万
外構費用:200万:200万××0.12=24万
上記の場合は、計36万が諸経費(きこりん税)となります。
■きこりん税対象
・提案工事(壁紙含む)
・外構費(カーポート含む)
・造作家具
・空調(エアコン)
・敷地条件に伴う仮設工事等
■対象外
・本体工事
・インテリア(照明・カーテン)
■きこりん税を減らす方法4選
①提案工事・造作家具を減らす
②本体工事に出来る工夫へ変更にする
③外構は地元エクステリアへも検討する【見積りは必須→価格競争させる】
④外構はDIY出来る箇所を残す(完成させない)
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