入居して約半年となりますが、「入居直後から気付いていた・住みだして時間が経って気づいた」点をご紹介します。私たちの失敗経験を参考に、是非後悔のない究極の1軒を手に入れて下さい。後悔した順に挙げています。
こんな方におすすめ
- 注文住宅の間取りに後悔・失敗したくない
- 失敗した事例を知りたい
【住友林業】住みはじめて分かった後悔15選・室内編【こんなはずじゃ・・】
太陽光発電をつけたら良かった(電気がどんどん高くなって来ているから)【後悔度:大】
後悔ベスト1位は、「太陽光発電を付けたら良かった」です。
仕様を決定した2020年時点では、
上記のようになっており、どちらでもかかる費用は一緒と言われていました。そのため私たちは、「太陽光発電の機器が故障した場合の修理費用」「人口の大部分が太陽光発電をつけていないため、過度な政策や負担ないだろう」と考え、太陽光発電をつけない選択肢を取りました。
しかし、最近では、「エネルギー資源」の課題が世界的に言われるようになり、 「太陽光発電を義務化する案」まで出ている状況で、電気代も年々値上がりを続けています。
「再生可能エネルギー発電促進賦課金」により、太陽光発電の家が増えるにしたがって、非導入家庭の電気代負担が増える状況になっています。
再生可能エネルギー発電促進賦課金
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」によって電力の買取りに要した費用を、電気使用の世帯に、電気の使用量に応じて負担するもの。簡単に言うと、「太陽光で発電した電力買取り料金を、太陽光を設置していない世帯が負担する」というもの
また、電気代を気にしている状況があるため、「もし太陽光発電を導入していれば、電気のつけっぱなしなどに多少多目に見ることもできたのだろうなぁ」と、思う次第です。
ポイント
・年々電気代が高くなっており、止まる兆しがない
・太陽光発電の導入にかかる費用<太陽光つけなかった時の電気代
↑ 傾向となっている
・世界がエネルギー資源の再利用や削減に力を入れている
・太陽光発電を導入する事で「電気代を気にしすぎるストレス」が減っていたと予想できる
私たちは費用の関係もあり、導入しませんでしたが、今後のことを考えると、無理をしても先行投資をしていた方が良かったなと思います。
玄関庇が短い(我が家は90㎝という一般的な中で且つ)【後悔度:大】
次は、「玄関庇が短い(狭い)」が短い点です。
玄関庇は聞きなじみがない方もいらっしゃると思いますので、説明しますが、この部分です⇩
一般的な庇の出幅:600mm~1,200mm ※建築面積に含まれない出幅は900mmまで
そのため、建築面積を考慮して出幅は900mmとされていることが多いです。私たちの家も900㎜でした。
ところが、いざ住んでみると、玄関扉が高確率で濡れます。玄関前で鍵を出している時も同様です。
自分が濡れる事はまだいいですが、雨天の際友達が訪ねてこられた時、傘を差さないと濡れる状況を見て申し訳ない気分でした。
私たちの家は、角地で比較的風が強い地域です。そのため、一般的な出幅では足りない状況が生まれたのだと思います。
建設予定地の風が強い場合は、設計士さんに出幅を長くした場合の費用を聞いてみてはいかがでしょうか。
ポイント
・風が強い地域・場所では、玄関庇が狭いことがある
・一般的な出幅の長さは、600mm~1200㎜(900㎜以上は建築面積に含まれる)
・参考:ココリン家は900㎜あるが短かった
レースカーテンの遮光が強すぎて外が見えない【後悔度:大】
次は、レースカーテンの遮光性が強すぎた事です。
デザインは納得の上で、不満は一つもなく気に入っていますが、なんといっても、遮光が強すぎました。
あまり見せれませんが、外が全くと言っていいほど見えません。近づいてもです。
カーテンを決める際に、プライバシーを重視し過ぎたあまり、外からあまり見えないレースを選びました。結果こちらからもほぼ見えない状況となりました。
カーテン選びの際は、室内から見える景色も考慮して決めて下さい。
【朝が来た事に気づかない!】西側南向き寝室カーテンの遮光性が高すぎる弊害
遮光が強いと景色が見えない他にも弊害があります。それは、「朝日が届かない」ことです。
私は生まれてこの方、ずっと安い遮光性の低いカーテンで過ごしていました。そのため、朝日で目が覚める状況が普通でした。
ところが、寝室カーテンの遮光性が強すぎるがあまり、朝が来ても真暗で何時か分かりません!
目覚ましに起こされ、眠たい目をこすりながら、東側の扉を開けると、朝日が飛び込んできます。「こんなに眩しかったのか!」と驚くばかりです。
夜勤や当直、夜の仕事の為に、昼間に寝る方は良いとは思いますが、「朝日を浴びて起きたい」場合は、遮光性は少し落とした方がいいと思います。
ポイント
・レースカーテン選びは、室内からの見え方を試して見るべき
・外の景色が見たい場合は、多少の遮光は許容が必要
・高い遮光性はメリットだけではない
寝室の入口を引き戸にすれば良かった【後悔度:大】
次は、一部の部屋で開き戸にしていましたが、引き戸が良かったというものです。
寝室の扉は、開き戸になっています。そのため、廊下側へスペースを取り、かつ扉の収納部分も必要となるため、邪魔にならない引き戸を採用すれば良かったと思います。
標準の開き戸ストッパーも「カチャカチャ」とうるさいのも後悔理由の一つです。廊下は広いとは言えませんので、壁に収まるものは壁に抑えましょう。
ポイント
・開き戸と引き戸はスペースによって使い分ける
・廊下と面していれば引き戸がおすすめ
・設計段階で決まるので、早めの対応が必要
コンセントをもっと欲張って付けたらよかった【サンルーム・ソファアの位置へ】【後悔度:大】
次は、よく上がるコンセント不足の問題です。
私たちがもっとコンセントを付けた方が良かったと感じた場所は以下です。
・ダイニングテーブルの下
・ソファの足元
・ランドリールーム
・玄関近くの廊下
・納戸の中
住友林業では、コンセントの追加は無料(通常範囲であれば付け放題)ですので、住友林業を検討している方であれば、後悔しないようにたくさん付けておきましょう。
忙し中なかなか難しいと思いますが、「どこで何をする・将来的に何を置きたい」などを考えて、当てはめていきましょう。
ポイント
・住友林業の場合コンセントの追加は無料
・部屋で何をしたいか、将来的に何を置きたいかしっかり検討する
玄関のスイッチの位置(もっと玄関よりに)【後悔度:大】
次は、玄関の照明スイッチの位置です。私たちの家は、今流行りの「ファミリー玄関」です。そのため、照明のスイッチは奥の家族用の玄関側にあります。
しかし、現状は家族側の玄関は物置と化し、来客用である手前の玄関からしか使用していません。そのため、スイッチを押すには、わざわざファミリー側に寄ってから押さなければなりません。
スイッチ一つにそこまで影響力は無いと思いますので、もう来客側に付ければ良かったと思います。
ポイント ・ファミリー玄関を採用する場合は、使用頻度を良く考える ・スイッチは来客用でも問題無い場合がほとんど
リビング階段の音が響く/音【後悔度:中】
次は、リビング階段により音が結構響く点です。
自宅はリビング階段を採用しています。※オープンではありません。
1階のテレビの音や話し声、逆に、2階の足音や物音は結構聞こえます。
まだ子供が居ないため、気になりませんが、小学校以降の子供がいるとまた状況が変わってくるのかなと思います。
また、冷暖房の効率はどうしても下がってしまいます。エアコンにも限界がありますので、部屋が広くなる分効きの悪さや時間がかかる事については、我慢しなければなりません。
ポイント
・リビング階段は、音漏れが想像以上にある
・冷暖房の効率は悪い
・特別な理由がなければ、リビング階段は避けた方が良い
Wi-Fiルーター付きの情報コンセントをつければ良かった【後悔度:中】
通常の情報コンセント(テレビ線+有線LAN)ではなく、Wi-Fiルーター付きの情報コンセントを付ければ良かったです。
住友林業には、Wi-Fiルーター付きの情報コンセントというものがあります。
メモ
Wi-Fiルーター付き情報コンセント…Wi-Fiルーターが一体となったコンセント。付近はWi-Fi圏内となるため、追加で中継器を設置しなくても良い。
今から建てる家は、大きな平屋、2階建て以上が殆どでしょう。私たちも2階建てですが、2階に情報分電盤があるため、1階にはWi-Fiが飛んできません。そのため、新たにWi-Fiルーターを購入し、中継器(電波をバトンする)としています。
しかし、コンセントを1つ潰し、置き場も取るため、コンパクトなルーター付き情報コンセントを採用すれば良かったと思います。
Wi-Fiルーターの中継器設定が思ったより難しく、たまに接続が外れる事がありますので、専門の業者さんがやってくれる方が値段はしますが、安心できるかもしれません。
ポイント
・情報コンセントは、Wi-Fiルーター機能がついているものがある
・新たにWi-Fiルーターをつけると場所をとる
※Wi-Fiの速度を気にする、高速ネット環境を構築する場合は、別途購入するべきです。速度は徐々に上がっていきます。
ランドリーの窓が高過ぎて、届かない(防犯を重視し過ぎたため)【後悔度:中】
ランドリースペースの窓が高すぎて届かない事です。
ランドリースペースは、北側に設置しており、湿度が高くなる可能性があるので、換気窓を付けました。しかし、北側は道路に面しており、防犯上の理由で、窓の位置はかなり高くしてもらいました。
届く事には届くのですが、ほぼ190㎝ぐらいの高さとなっており、窓の開け閉めに大変苦労します。
書斎を寝室と同じ部屋にしなければ良かった【後悔度:中】
次は、書斎を寝室と同じ部屋にしなければ良かったです。
私たちは、寝室と同じ部屋に書斎を設けています。作業がしやすいのですが、一方が寝ている時に、パソコン作業をすると高確率で、相手が起きます。キーボードがうるさいためだとは思いますが・・。
書斎というより、パソコン作業場と化している場合は、寝室と別部屋にするべきかと思います。
ポイント ・PC作業がメインの書斎の場合、寝室とは別室が良い ・建設前には気にならないといっていたが、実際はうるさい
窓が大き過ぎた 夏灼熱の灼熱【後悔度:中】
次は、リビングの窓が大きすぎたというものです。
最近は、窓を大きくし解放感の高い家が良いとされています。私たちの家は、特に大きさは指定せず設計士さんに任せていました。実際に建ったものを見ると、かなり大きい窓がついていました。
遮温性は、壁と窓では、当然壁が断然高いです。窓は、夏とても熱く、部屋の温度も上がりそうです。
また、大きな窓は、総じて費用がかかります。窓ガラス代・付属のカーテン・防犯ガラスであれば上乗せ・・・。
窓の大きさは気にしない、性能重視という方は、小さくするという選択肢はありです。
ポイント
・リビング窓は大きくなりがち
・窓が大きいと費用がかかる「窓自体・カーテン・防犯ガラス」
・温度が上がりやすい
・機能性重視な場合は、窓を小さくする選択もあり
廊下を広くすれば良かった【後悔度:小】
ここからは、後悔度小のものですので、些細な事も紹介します。
まずは、2階の廊下が狭いことです。普通の広さではありますが、位置によって狭く感じます。
私たちの場合、子供部屋と隣接した位置に寝室の扉があるため、扉を開き入る際に圧迫感があります。
ポイント
・廊下は狭く感じることもあるので、扉の位置関係も考慮すると良い
ウッドデッキをもっと幅広く【後悔度:小】
ウッドデッキが少し小さい事です。私たちは、予算がオーバーしていた事もあり、ケチって小さいウッドデッキにしました。
機能的には十分な役目を果たしていますが、短いため、通常サイズのウッドデッキにすれば良かったと後悔しています。
食器棚の1段の高さがもっとあれば良かった【後悔度:小】
またまた贅沢な悩みですが、食器棚の1段に対する高さが低い引き出しがあることです。盲点でしたが、食器棚によれば、1段の高さが低いものもあります。
食器棚の高さによって、コップが入らず、用途が限られてしまいます。設計の段階でしっかりと確認しましょう。
たくさんは入りますので、そこまで困りませんが、理想をいえばの状況です。
また、高すぎても利用頻度は低いため、知っておくべきです。
ポイント
・食器棚の1段の高さが異なる場合があるので、確認すべき
・届き辛い高さの棚もあると思うので、把握はしておく
天井木目に出来たら言うことなかった【余談】
最後は、心残りのあるオプションだけ紹介します。それは、リビングの天井を木目調にしたかった事です。
リビングに横になると、天井に木目調が広がっている
っという状況が夢でしたが、資金の関係で叶えられず・・・
生活上不要ではありますが、唯一残っているやらなかった後悔です。
【まとめ】住みはじめて分かった後悔15選・室内編【住友林業】
まとめ
【後悔度:大】
■太陽光発電をつけたら良かった(電気がどんどん高くなって来ているから)
・年々電気代が高くなっており、止まる兆しがない
・太陽光発電の導入にかかる費用<太陽光つけなかった時の電気代
・世界がエネルギー資源の再利用や削減に力を入れている
・太陽光発電を導入する事で「電気代を気にしすぎるストレス」が減っていたと予想できる
■玄関庇が短い(我が家は90㎝という一般的な中で且つ)
・風が強い地域・場所では、玄関庇が狭いことがある
・一般的な出幅の長さは、600mm~1200㎜(900㎜以上は建築面積に含まれる)
・参考:ココリン家は900㎜あるが短かった
■カーテンの遮光が強すぎて外が見えない・朝日を感じない
・レースカーテン選びは、室内からの見え方を試して見るべき
・外の景色が見たい場合は、多少の遮光は許容が必要
・高い遮光性はメリットだけではない
■寝室の入り口を引き戸にすれば良かった
・開き戸と引き戸はスペースによって使い分ける
・廊下と面していれば引き戸がおすすめ
・設計段階で決まるので、早めの対応が必要
■コンセントをもっと欲張って付けたらよかった【サンルーム・ソファアの位置へ】
・住友林業の場合コンセントの追加は無料
・部屋で何をしたいか、将来的に何を置きたいかしっかり検討する
■玄関のスイッチの位置(もっと玄関よりに)
・ファミリー玄関を採用する場合は、使用頻度を良く考える
・スイッチは来客用でも問題無い場合がほとんど
【後悔度:中】
■リビング階段の音が響く/音
・リビング階段は、音漏れが想像以上にある
・冷暖房の効率は悪い
・特別な理由がなければ、リビング階段は避けた方が良い
■Wi-Fiルーター付きの情報コンセントをつければ良かった
・情報コンセントは、Wi-Fiルーター機能がついているものがある
・新たにWi-Fiルーターをつけると場所をとる
※Wi-Fiの速度を気にする、高速ネット環境を構築する場合は、別途購入するべきです。速度は徐々に上がっていきます。
■ランドリーの窓が高過ぎて、届かない(防犯を重視し過ぎたため)
■書斎を寝室と同じ部屋にしなければ良かった
・PC作業がメインの書斎の場合、寝室とは別室が良い
・建設前には気にならないといっていたが、実際はうるさいです
■窓が大き過ぎた 夏灼熱の灼熱
・リビング窓は大きくなりがち
・窓が大きいと費用がかかる「窓自体・カーテン・防犯ガラス」
・温度が上がりやすい
・機能性重視な場合は、窓を小さくする選択もあり
【後悔度:小】
■廊下を広くすれば良かった
・廊下は狭く感じることもあるので、扉の位置関係も考慮すると良い
■ウッドデッキをもっと幅広く
■食器棚の1段の高さがもっとあれば良かった
・食器棚の1段の高さが異なる場合があるので、確認すべき
・届き辛い高さの棚もあると思うので、把握はしておく
【余談】
■天井木目に出来たら言うことなかった
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